とにかく私を「困らせる」人

当時、お付き合いしている人はとにかく私を
「困らせる」人でした。
それは、私が心配性なわけでも無く、
彼が無謀な性格だったわけではありません。
まるで子供が母親の気を聞くような困らせ方をする人でした。
今から思うと、愛情に飢えていたのかもしれませんね。
「今すぐ会いたい」
と到底、時間的に無理でも駄々を捏ねたり
「声が聞きたかった」
と午前2時過ぎに電話をかかってきたり・・・。
彼のほうが仕事が早く終わった時などは
外で待っている事もありました。
そして必ず言うのは
「○○ちゃん(私)の家に行く。ご飯作って。で次の日○○ちゃんの家から仕事いく」
という言葉でした。
全て彼の愛情表現なのかもしれません。
心を許してくれているからこその甘えなのかもしれません。
しかし、私も仕事を持っていますし、
友人と約束をしている夜もありました。
それだけに困ってしまう時もあったんです。
「私の事も考えて」
そう何度も言いました。
しかし、彼の態度は変わることはありませんでした。
「私は私の都合もある。貴方の事は好きだけれどこのままでは無理。だから別れよう」
そう切り出したとき、彼は何度も謝りました。
けれど元に戻ればまた、彼は同じ事を繰り返すと思いました。
大嫌いだったわけではないので、
断ち切るのも少し切なかったです。
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