僕と彼女の記念日

彼女と一緒に椅子に移動して、泣いている彼女に出店で買ったジュースを渡して彼女が泣きやむのを待ちました。すると彼女が泣きやんで
口を開きました。「だって・・・。怖かったから。」そう言うと彼女はまた泣き始めました。しかし今度は泣きなながらもこう続けました。
「私たちが一緒にいたのは小学校の1年生の頃まででしょ。それから何年たったと思ってるの。お互いもう高校も終わる頃だよ?○○君が
私のこと覚えてくれてるかわかんなかったし。私はね・・・。○○君と離れてから毎日○○君のこと思い出してたの。でもそれで○○君が
私のこと覚えてくれてなかったら悲しいじゃん。○○君の家にいきなり言って、私のこと覚えててくれなかったら悲しいじゃん。だから
毎年この祭りに来てたの・・・。もしかしたらここで○○君に会えるかなって思って・・・。」僕は彼女の思いをその時に初めて知りました。
それと同時にこれは告白されてるのかとも考えました。僕は正直毎日彼女のことを想っていわたわけではありません。でも、確かに彼女と
離れてからの15年間時折彼女のことを思い出していました。僕は彼女に「ありがとう。俺も○○のことときどき考えてたよ。」そういうと
彼女は僕に抱きついて来ました。そして「やっと会えた・・・。」彼女はそう僕の肩でつぶやいて泣いていました。その日が僕と彼女の
記念日です。はっきりとした告白はしていませんが、お互いに言いたいことはだいたい分かっていました。
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